06/05 飛沫実験@慶應義塾大学研究室(奥田知明教授) レポート

最終更新: 6月8日

2021年6月5日に慶應義塾大学理工学部 奥田教授の研究室にて飛沫実験を行いましたので、当日の実験内容や実験の様子をお送りします。

今回はヴィジュアル系バンド「えんそく」のぶうさん・joeさんのお二人にご協力いただきました!

▲こちらが実験で仕様するブースです。空気中の塵などが映り込まないようにビニールシートで覆われています。手前のモニターに中の状態がリアルタイムで映し出されます。


▲手前:ぶうさん(ボーカル役)、奥:joeさん(お客さん役)


今回えんそくのお二人には実際に歌ったりライブ中の煽りやコールなどを行ってもらい、その際の飛沫の出方や言葉・マスクによって生じる飛沫の差を可視化しました。


※CO2とコロナウイルス感染の関係性:口から出た飛沫は1秒から数十秒で水分が蒸発して半分程度の大きさの飛沫核となり、その多くが長い間沈着せずに空気中を漂います(エアロゾル感染のリスク)。これらは換気によって屋外に排出することで感染のリスクを下げることが可能です。=空気中のCO2濃度を指標にし、濃度が低いほど空気感染のリスクが下がります。 (CO2濃度(ppm)の基準は1000ppm以下が屋外と同程度で良好状態です。)


■実験方法

①ブースの中に入り、塵などが落ち着いてから数秒間、歌やコールをそれぞれいつも通りに行う。

②録画・記録する


上記方法でマスクあり・マスクなし・マイクを近づけている状態(ボーカル)の3パターンの実験を行いました。


▲ブースの中の映像はリアルタイムで手前のモニターに映し出されます。



■ぶうさん:マスクなし・歌【動画】


歌詞に注目すると、「た」「て」「と」の時に飛沫量が多くなっています。

他にも「ざ」「ぱ」などの濁点も飛沫量に関係があるとのことです。


■ぶうさん:マイク越し・歌(マイク私物)【動画】

先程と同じ歌ですが、マイクを通すと飛沫量がかなり抑えられています。

た行でもマイクが防波堤のような役割を果たしています。


▲マイク有り・無しの比較画像



■joeさん:マスクなし・コール【動画】

joeさんにはお客さん役でコールをしていただきました。

(実際にライブ中にお客さんがやるようなメンバーの名前を呼ぶコールです。)


■joeさん:マスクあり・コール【動画】

先程と同じコールをマスクありで行っていただきました。

手前のモニターの通り、飛沫量はほぼ抑えられています。



※上記画像・動画資料は数パターン行ったうちの一例

※飛沫実験の詳細は慶應義塾大学・電気通信大学からの報告をお待ちください。





■協力

慶應義塾大学 理工学部 教授 博士(農学) 奥田知明

国立大学法人 電気通信大学 特任准教授 石垣陽

ヴィジュアル系バンド えんそく

日本音楽会場協会


ありがとうございました!



1,634回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示