ご挨拶
音楽会場を運営の方へ
  

 

■はじめに
私はライブハウス(新宿ヘッドパワー等 )を中心に音楽会場の運営をしております。この度のコロナ禍におきましては皆様連日お疲れ様です。


■緊急事態宣言発令
2020年4月10日の政府緊急事態宣言発令を受け、東京都では営業自粛要請に全面的に協力した事業者に対し『協力金』を支払うという発表がありました。しかしその要項はどこにも存在しませんでした。私は同業者が最も必要としているのは現金の支援だと思い、都庁に少々強引に乗り込み担当局から情報を集めました。そして知ったのは『まだ協力金の支給要項は定まっていない』でした。

これについてはさほど驚きはしませんでした。とても大きな財政出動に関して詳細を整えるのに時間がかかるのは理解できます。私が最も驚いたのは、音楽会場に情報を伝達する業界団体が存在していなかったことです。


■連絡網としてのfacebook group立ち上げ
『一般社団法人ライブハウスコミッション』が存在していることはなんとなく知っていましたが、これは大規模会場のコミュニティ。小規模の音楽会場への連絡を行う団体が存在していなかったのです。

唯一かすかに確認ができた団体は発足1年後社員総会をはじめとする一切の活動はなく休眠状態。もうすぐにでもNPO法人格も取り消される寸前で機能していませんでした。

(ここでの小規模とは、立見で約300人以下、座席で約200人以下程度です。もちろんステージが無くキャパ10人程度でも立派な小規模音楽会場です。)

そこで私は同業者の連絡網として活用できる非公開facebook groupを立ち上げ、全ての音楽会場さんに有益な存在となるべく『日本音楽会場協会』と名付けました。

都内約500店舗に連日電話をしてこのfacebook groupへの参加を呼びかけましたが、コロナ禍の中電話に出られない店舗もとても多く最初は参加者が集まりませんでした。


■YouTubeチャンネル立ち上げ
現在も配信中のYouTubeチャンネルも最初は都内同業者さんに協力金や持続化給付金情報を届けることだけが目的の限定公開で、チャンネル開設当時は20店舗くらいにしか届いていませんでした。


■東京都と政府ガイドライン
東京都も音楽会場の団体が存在していないことに困っており、幾度にもわたるやり取りの中で、最終的に東京都で運用できる業界ガイドライン作成を都知事名にてご依頼いただきました。
東京都のガイドライン作成を進めると、今度は「政府ガイドラインが進行しており、東京都への影響も大きい」「ここに小規模会場の意見を届ける団体が存在していない」と知り、支援者のお力をいただき内閣府会議に参加させていただきました。


■感染症対策への考察
私たちの業界は新型コロナウイルスの対策を急務としています。私は『感染レベルに応じたガイドライン』と『全てのお店に最新の感染レベルを案内する連絡網』が必要だと考えています。
ガイドラインとは、感染症専門家の意見を参考にしながらもゼロリスクは目指せず、各店舗の裁量を大きくした緩急ある内容であるべきです。

■音楽会場の現状
音楽の会場は、基本着席でテーブルも常備されて食事も充実していたり、クラッシック仕様のサロン、基本スタンディングのいわゆるライブハウス、スタジオライブ、多目的ホール、など今では本当に多様です。イベントの内容やクライアントさんのご要望によってスタンディングや着席などの営業形態を変えているレンタルメインのお店も多いです。

今やジャンルは境界線を無く、全ての楽器演奏者が全てのお店のステージに立っています。


■感染リスク
歌う行為を最も高い飛沫感染リスクと言うなら、この際たるものはクラッシックの声楽家です。ゆっくり飲食を楽しむレストラン形式のお店も高い感染リスクと言えるかもしれません。ここで言いたいのは、『着席だからスタンディングだから』をはじめとした小さな差異も重要ですが、まずは『演奏者と観客がいる』ことを共通項にして問題解決に取り組みませんか?と言うことです。

また、今回のコロナ禍で、特に数十人キャパシティの小規模音楽会場をケアする団体がない事に危機感を感じました。日本全国津々浦々、数にすれば最も多いはずのこれらのお店をフォローする必要性を感じています。


■まずはfacebook groupにご参加ください。
皆様にはそれぞれのお店で抱えている問題や要望などをお教えいただき、行政との橋渡しをさせていただきます。

https://www.facebook.com/groups/musicvenus/

(※​申請後必ずメッセンジャーをご確認して頂けますようお願いいたします。)

​私はあくまでも皆様の言葉を伝達する役に徹し、一日も早い安定した音楽の場を作る為に動く所存です。


皆さまのお力をお貸しください。


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日本音楽会場協会

代表 阿部健太郎

©️2020 by Japan Music Venue Association